ローコスト住宅で後悔や失敗しないために押さえておくべきポイント
ローコスト住宅の魅力として、「費用の安さ」や「無駄を省いたシンプルな設計・建築」、「効率的に進めることによる短い工期」といった点があります。
ところが、ローコスト住宅での家づくりに向けて情報を収集すると、「ローコスト 失敗」「ローコスト 後悔」と言ったネガティブワードに出会ってしまい、不安に思ってしまうことも。
そこで、今回はローコスト住宅に対して不安に思われがちなポイントや、家づくりを進める前に知っておくと良いポイントや注意しておくべき点を紹介します。
満足のいくローコスト住宅を完成させるための参考材料にしてください。
ローコスト住宅での失敗or後悔とは?
ローコスト住宅のメリットに惹かれたものの、完成後に「思っていた感じと違う」「もっと良い方法があったかも」と思ってしまう…、そのようなケースは残念ながら存在します。
失敗や後悔している例の中には、ハウスメーカー選びや土地探しを進める前に「どんな暮らしをしたいのか」「どんな家に住みたいのか」「どれぐらいの費用で建てられるか」といった内容を家族間で詰め切っていなかったというものがあります。
また、依頼したハウスメーカーの対応や住まいそのものに失敗や後悔の気持ちを持つこともあります。
「ハウスメーカー選びや土地探しに時間をかけなかった」 |
「プランの選択肢が少なく、思うような家づくりが実現できなかった」 |
「設備仕様が気に入らない」 |
「オプション追加で、予算オーバーしてしまった」 |
「災害時の安全面に不安がある」 |
「アフターフォローが不十分」 |
こういったことが起こらないようにするには、どのような点に気を付ければ良いのでしょうか?
次から詳しくご説明します。
失敗or後悔しないためのポイントは?
ローコスト住宅で失敗や後悔しないためのポイントを押さえておけば、事前にしっかり準備をしながら納得できる家づくりを進めることができます。
特に気を付けるべき点を紹介します。
理想の暮らし方や住まいを明確にする
ハウスメーカー選びや土地探しの前に家での過ごし方や今後のライフプランなどを家族内で話し、考えを共有しておきましょう。また、「どれぐらいの費用で建てられるのか」を把握し、予算を決めておくことも重要です。この2点を固めておくと具体的に家づくりが動き出した時にもスムーズに運びやすくなります。
業者選びや土地探しは慎重に
ローコスト住宅を建てるなら、ハウスメーカー選びが重要です。
最初の段階から1社に絞らず、ローコスト住宅を手掛けるハウスメーカーの情報を集めたり、実際に相談に出向いたりして比較検討する方が良いでしょう。
検討段階では、どのような家を建てるかと言った部分に目を向けがちですが、安さの理由やアフターメンテナンスの内容もチェックすることをおすすめします。
また見落としがちなポイントとして「会社の規模」や「家づくりに対する知識やノウハウ・対応できる幅」があり、こちらも重要です。
また、ハウスメーカー側の人員不足などが原因でなかなか思うように進まない、何か問題が起きても柔軟に対応してもらえず、施主の負担やストレスが想像以上に大きくなってしまった、というケースも考えられます。
家づくりは施主とハウスメーカーが協力しあうことが大前提なので、すべての段階で責任を持って関わっていくハウスメーカーを選んだ方が、何か問題があった時にスムーズなコミュニケーションができると言えるでしょう。土地探し・設計などの計画中から現場での家づくりまで、十分なコミュニケーションが取れる体制になっているのか、確かめておくと良いでしょう。
例えば『MOK HOUSEモクハウス』ではポラスグループ全体として「すべてを自社で手掛ける」とすることでお客さまの家づくりを一貫してサポートする「直営責任一貫施工体制」で取り組んでいます。
土地を探す際にも慎重さは重要です。ローコスト住宅での家づくりでは、土地代を安くするために「不整形地」を選ぶ例もよく見られます。「不整形地」とは土地の形が三角形などいびつな形になっている、傾斜がある、などといった状態の土地のことを指します。
不整形地でも家を建てることは可能ですが、場合によっては形を整えるための工事が必要になることも。土地を安く購入するつもりが予算オーバーになってしまうこともありえますので、確認を怠らないようにしましょう。
こういった点から、『MOK HOUSE モクハウス』では後々の施工までを想定しながらお客さまの土地探し・選定をお手伝いしています 。
こだわりたい部分は徹底的にこだわる
「水回りだけはグレードを上げよう」「リビングのクロスや床は理想通りにしたい」「寒い寝室は嫌だ」など、自分たち家族がこだわりたい部分はしっかり話し合って見極めておきましょう。
ローコスト住宅はシンプルな間取りや標準タイプの設備仕様をベースとしていますが、オプションメニューも用意しています。安く仕上げることばかりを追求すると、使い心地が悪く不便さを感じることや気に入らず愛着が持てないことも考えられます。
こだわりたい部分や必要と思う設備仕様は妥協せず、自分たちらしい家を作っていきましょう。
早い段階で総額を把握する
「1,000万円台で家が建つ」とされるローコスト住宅は、使用する建材の一括購入や窓やドアなどの建具、外装や床・壁などの内外装仕上げ、キッチンなどの水回りの設備機器を低価格の標準タイプにすることでローコストを実現しています。
建材の変更やオプションメニューの追加や設備仕様のグレードアップなどを重ねると、総額が想定以上になってしまい、「こんなにかかるとは思わなかった」となってしまうケースもあります。土地代、建物本体工事費、オプションメニュー費用、また住宅ローンや登記にかかる諸経費などを把握しておきましょう。
耐震性や住宅性能を確認する
ローコスト住宅に限った話ではありませんが、家づくりにおいては耐震面など住宅性能に不安を感じている人は少なくありません。
住宅を建てる際には国が定める最低建築基準を満たす必要があり、ローコスト住宅もその基準をクリアしなくては建てられません。ローコスト住宅を販売するハウスメーカーの中には、地震への耐久性を示す「耐震等級」を打ち出しているところもあります。
ローコスト住宅『MOKHOUSEモクハウス』を手がけるポラスグループでも、地震に強い家づくりに取り組んでおり、地震の揺れが建物にどう影響するかを検証する倒壊シミュレーション「ウッド・イノベーターNEXT」を導入。設計段階で地震への揺れを検証し、安心・安全な家づくりを行っています。
耐震性に加えて、気密性や断熱性も事前に確認しておきましょう。いざ暮らし始めて「夏の暑さ、冬の寒さが思った以上で光熱費がかかった」となるのは避けたいことです。過去に建てた家の見学が可能であれば実際に見に行き、体感するのもおすすめです。
それでも地震への耐久性や安全性、住宅の性能に不安を感じる場合、国土交通省が認可する第三者機関が調査する住宅性能評価を受けるのもひとつの提案です。
現場で働く職人の質も重視
家づくりでは事前の準備や計画を整えていても、実際に家を建てる大工職人の腕が大きな鍵を握ります。
腕の良い職人や経験豊富な現場監督であっても、現場でのチェックや管理が甘くなってしまうこともあります。定期的に建築中の現場に出向いて、おかしいと思う点があればハウスメーカーに伝え、状況の改善を求めるようにしましょう。
『MOK HOUSEモクハウス』を手がけるポラスグループポラスグループでは大工職人の育成にも力を入れており、日本トップレベルの技能者を輩出し、質の高い家づくりを行っています。このような実績をハウスメーカー選びの際にチェックしておくと安心材料になります。
アフターフォロー体制もチェックしておく
入居後のアフターメンテナンスについても考慮しておきましょう。 新築住宅は「住宅品質確保促進法」という法律に基づいて引き渡しから10年間はハウスメーカーから無償で保証を受けられることが定められています。
これに対して『MOK HOUSEモクハウス』では、2020年までアフターフォロー期間を20年間としていましたが、2021年よりアフターフォローの設定期間を30年間に変更しました。このように、定期点検やトラブルへのサポート体制、サポート内容はハウスメーカーや住宅ブランド、竣工年によって異なることが珍しくありません。
また、会社規模によっては「経営状況が悪化してアフターフォローの対応が不可能になった」というケースが生じることも考えられます。
家づくりが無事に済んで、実際に住み始めてから新たに出てきた要望や疑問、トラブルに応じてくれる体制かどうかの確認も念頭に入れておきましょう。
まとめ
これからの人生の土台となる家づくりは出来るだけ不要なトラブルを減らし、納得のいく家をつくりたいという思いを持つことは当然です。
埼玉県に本社を構えるポラスグループの『MOK HOUSEモクハウス』は、コストを抑えながら「こんな家に住みたい!」という家族の思いを実現してきたローコスト住宅です。
埼玉・千葉エリアでの地域密着型経営でお客様一人ひとりのご要望を伺いながら、住まいづくりのプロとして失敗しない家づくりの理由やノウハウを丁寧に説明していきます。
検討の際にはぜひお問い合わせください。