平屋は防犯面で心配?心配な理由や意外なメリット、効果的な防犯対策について

平屋が防犯面で心配と言われている理由には、侵入経路が多い事や外から目につきやすい事があげられます。この記事では平屋の効果的な防犯対策や、防犯における意外なメリットをご紹介しています。
物騒なニュースも多い近年、防犯に対する意識は高まっています。
「闇バイト」による強盗事件も発生しており、一戸建てに住んでいる方は特に注意が必要です。
そこで今回は「平屋の防犯」に着目し、平屋が狙われやすい理由や防犯対策についてご紹介します。安心して平屋に住むために、ぜひご参考ください。
埼玉・千葉・東京でローコストな平屋住宅を建てるなら、ポラスグループ(対応エリア:埼玉・千葉・東京) のモクハウスにご相談ください。
柏と船橋にある、ポラスグループ(対応エリア:埼玉・千葉・東京) の注文住宅5ブランドのモデルハウスが見られる「体感すまいパーク」、また新座と春日部にあるショールームで、皆様のご来場をお待ちしております。

なぜ平屋は狙われやすい?
なぜ平屋は空き巣に狙われやすいと言われているのでしょうか。
まずはその理由をみていきましょう。
平屋は出入口が多く、侵入しやすい
警視庁の公表データによると、2023年の一戸建て住宅への侵入窃盗の侵入口は、最も多いのが55.2%で「窓」、次いで多いのが20.2%で「表出入口」です。

同じ広さの平屋と二階建てを建てる場合、平屋の方が床面積が広くなり、その分窓や出入口の数が多くなります。
出入口の数が多いということは、侵入可能経路が多いということ。
そして平屋(一階建て)だと窓からの侵入がしやすく、またすばやく逃げることが可能です。
これが「平屋の防犯は難しい」といわれる最も大きな理由です。
平屋は広い敷地に建てられるため、外から目に付きやすい
平屋は延床面積が多いため、二階建ての家よりも広い敷地に建てられます。さらに日照を得るために、周りの建物の高さが低く見晴らしの良い場所に建てられるケースが多いです。
家族構成やライフスタイルを把握することが容易なため、空き巣に目を付けられやすいのも平屋の狙われやすいポイントでしょう。
その他、平屋の防犯における不安要素
侵入犯罪の発生件数は深夜~早朝(2時~4時)の時間帯が最も多く、就寝中に侵入される可能性が高いです。もし在宅時や就寝中に侵入された場合、寝室や子供部屋が一階にある平屋では、犯人と遭遇し危害を加えられる可能性が高いかもしれません。
また平屋では洗濯物を干すのも一階になるので、下着泥棒に狙われる可能性も高まります。洗濯物を外で干したい人にとっては、この点も防犯における平屋のデメリットでしょう。
防犯面において、平屋にはメリットも?
防犯におけるデメリットが目立つ平屋ですが、メリットもあります。
異変に気付きやすい
平屋の場合、生活範囲が一階に限定されるため、異変に気付きやすいというメリットがあります。
外から誰かの視線を感じる、窓や出入口の鍵を触る音が聞こえる…などの違和感を感じ取りやすいため、早めに防犯対策をすることができます。
侵入方法が限定的で、出入口の管理がしやすい
出入口の数は必然的に多くなる平屋ですが、階段がなく侵入経路は地上階に限定されるため、対策がしやすいという特徴があります。
出入口の防犯対策のポイントを抑えれば、むしろ対処しやすいでしょう。
また普段の生活上で、全体の開口部や外への目が届きやすいことも、防犯意識を高める手助けになるでしょう。
平屋の効果的な防犯対策をご紹介!
それではここからは、特に平屋の家に効果的な防犯対策を「外構」「出入口」「間取り」の三つに分けてご紹介します。

平屋の防犯対策 - 外構編
平屋における防犯対策では、家の外側に対する工夫や対策が重要です。
いくつか例をご紹介します。
足音に気づける「防犯砂利」の使用
空き巣はなるべく音を立てないように行動します。
ホームセンターでも購入できる「防犯砂利」を家の周囲に敷くと、足音が大きくなり人の気配に気づきやすくなるため、空き巣が諦めて逃げていく可能性が高まります。
死角になりやすい家の裏側のみにポイントで砂利を敷くのも良いでしょう。また芝生よりも手入れが楽な点もおすすめのポイントです。
外からうっすらと見える塀で囲う
プライバシーの観点だと外からの視線を完全に遮るブロック塀を使用したくなりますが、完全に見えないことで空き巣の隠れ場所にもなってしまいます。
そのため、透け感のある塀や生け垣を使用しましょう。周囲の目が届くため、平屋における防犯対策に繋がります。
防犯カメラ・人感センサー照明の設置
空き巣への心理的な圧力を与えられるものとして、玄関や駐車場・門扉周辺を移す防犯カメラや、人が近づくと自動点灯するセンサーライトの設置がおすすめです。センサーライトは、防犯砂利と同じく死角になりやすい家の裏側へ設置すると効果的です。

平屋の防犯対策 - 出入口編
特に平屋では、窓や出入口の防犯対策が重要です。
防犯性能の高い窓を導入する
窓を格子付きにするのも効果的ですが、窓自体を防犯性能が高く侵入しにくいものにするのもおすすめです。割れにくいガラスや、ガラスとガラスの間に挟む防犯用のフィルムなど、様々な防犯グッズがあります。
侵入リスクを減らすため窓はなるべく小さくし、数は必要以上に増やさないようにしましょう。自然光を取り入れたい場合は、高窓や天窓を採用する方法もあります。
室内が見えにくい仕様にする
外から室内が見えにくいミラーカーテンを使う、窓に不透明な防犯フィルムを貼るといった方法で、外部から見えづらくしましょう。

平屋の防犯対策 - 間取り編
平屋で安心して暮らすためには、間取りにも気を配りましょう。
死角を作らない
人目につく場所に玄関や窓を配置するなど、死角を作らないことで空き巣の侵入を抑制することができます。具体的には以下の通りです。
・玄関:道路側に
(面した位置に設置、空き巣の侵入が周囲の視界に入りやすくなる)
・居室:道路側に
(外からの不審者を視野に入れられる)
・寝室:道路から遠い位置に
(外からの視線を遮る)
家で囲む形の中庭をつくる
平屋の防犯を考えると「採光」や「風通し」が心配になるかもしれません。
その場合は、平屋に中庭を設けて、そこに大きな内窓を設置するのがおすすめです。中庭では外からの視線を気にすることなくプライバシーを確保しつつ、洗濯物を干したり子供を安心して遊ばせることもできます。
特に中庭が家の中心に位置する「コの字型」や「ロの字型」の間取りでは、外部からの侵入を難しくする防犯効果もあります。

これらの防犯対策を行って、安心な平屋生活を送りましょう。
\ その他の平屋に関する記事はこちらをチェック! /
まとめ
今回は、平屋が空き巣に狙われやすい理由や、効果的な防犯対策についてご紹介しました。
きちんと防犯対策を行えば、平屋でも安心して暮らすことができます。
この記事が、憧れの平屋づくりの参考になれば幸いです。
住宅性能を体感するなら体感すまいパークへ
千葉県柏市の「体感すまいパーク柏」と千葉県船橋市の「体感すまいパーク船橋」では、ポラスの住宅性能はもちろんのこと、モクハウスで人気のデザインや家事導線、素材の肌触りなど「家づくりの全部」を探して・試すことが可能です。
モクハウスの他にも、ポラスグループ(対応エリア:埼玉・千葉・東京)のデザインや工法が異なる4つのブランドのモデルハウスも見学することが可能ですので、ぜひ来場予約をしてお越しください。

#平屋の防犯 #平屋 #防犯 #防犯対策 #ローコスト住宅 #間取り